「IPアドレス」 この言葉も目にするけど、いまいちわからない感じの言葉かもしれません。
アドレスという単語がついているように、メールアドレスとかホームページアドレス(URLといいます)とか何かの場所を表すものであるという推測ができると思います。
IPアドレスというのは、コンピュータにとって理解しやすい形のアドレス、つまり住所なのです。
インターネットにはものすごくたくさんのコンピュータがつながっているのは、以前に話したとおりですが、これらのコンピュータ1台1台に対して住所 がはっきりしなければ、メールを送ったり、ウェブページのデータをだれのパソコンに送ればいいのかがわからなくなってしまいます。
IPアドレスは「202.229.198.216」のように3桁の数字をドットで区切った4つの数値のかたまりからなっています。それぞれの数値は 0から255までで表されます。
このIPアドレスもメールアドレスやドメイン名と同様に同じものが、2台以上のコンピュータに割り当てられることはありま せん。
ちなみに、例に挙げたIPアドレスは、YAHOO!JAPANのものです。ブラウザにこのIPアドレスを入力してもYAHOO!JAPANのホームページが表示されます。
ネットワークにつながったコンピュータを識別するための住所がIPアドレスですが、人間にとっては覚えやすいようにこのIPアドレスに割り当てられた住所がドメイン名ということです。