8.ドメインとは

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実際に自分のウェブサイトを開設する前に考えておくべきことに独自ドメインの取得があります。

ドメインはウェブサイトの区別をするためのもので、今あなたが見ているこのサイトのドメインは「homepagebuilder.org」になります。

プロバイダ等が提供している無料のウェブサーバーを使った場合はこの表記がたとえば、「http://www.subdomain.hogehoge.ne.jp/~username/」というような形になります。

無料サーバーの領域は大抵は10MBくらいはありますので、最初のころはこれでも十分ではありますし、無料という面ではメリットも大きいのですが、ビジネスを視野に入れて運営するのであれば、ここの部分をケチるべきではないと私は考えます。

自前のドメイン名を取得していれば、信用面でも違ってきますし訪問者のアクセス解析をしたり、検索エンジンでの上位表示をするための対策でも自由度が大きくなります。

独自ドメインの場合
http://www.abc.jp/
・短くてわかりやすい
・空きがあれば、自由につけられる
・きちんと運営しているイメージがもたれる

無料サーバーを使った場合
http://www.subdomain.hogehoge.ne.jp/~username/
・長くてわかりづらい
・「~」など初心者にとって入力しにくい文字が入る場合がある

ドメイン名にはいくつかの種類があって、管理する国によって大きく分けることができます。

たとえば、「com」や「net」はアメリカで管理しているドメイン(正確には国際的なドメイン)になります。日本の場合には「jp」や 「co.jp」などがあります。日本のドメインの「co.jp」は法人の場合取得できますが、個人や自営業者の場合は自由に取得できるのは「jp」になり ます。

アメリカのドメインは、一応営利団体向けや非営利団体、ネットワーク運営業者向けといった区別はありますが、事実上だれでも取得することは可能で、もちろん日本人でも取得することができます。

種類別ドメインの詳細は下の表を参照ください。

日本やアメリカ以外の国のドメインも取得することは可能で、トンガ王国の「to」やツバルの「tv」、ココス諸島の「cc」などユニークなものもあります。
ただ、独自ドメイン名で運営するとなるとレンタルサーバーを借りる必要がありますが、レンタルサーバー会社によってはこれらのドメインに対応していない場合もありますし、お客さん(ホームページへの訪問者)にとってあまりなじみのないものはどうかと思います。
一般的にはアメリカ(国際ドメイン)か日本のドメインで十分だと思います。

管理する国

種類

用途

国際ドメイン

com

会社組織など営利団体

net

ネットワークの管理組織

org

非営利団体など

info

特に制限はなし

biz

個人や法人の商用目的

mobi モバイルサイト向け

日本

jp

日本在住であれば誰でも取得できる

co.jp

商業法人
(登記をしている会社向け)

ne.jp

プロバイダなどネットワークサービス提供者

ac.jp

大学等の教育機関

ed.jp

小・中・高校など大学以外の教育機関

go.jp

政府機関や特殊法人

or.jp

非商業法人